言っとくけど日本国憲法は無効だよ

一国の憲法はまさに国家の哲学であり、その成立には、単に手続的要件を満たせばよいものではなく、自国民で経験し、自国民で思考し、自国民で勝ち取った哲学であるという事実的要素が多分に必要であることは言うまでもななく、右要件を満たしていない憲法は、仮に手続き的要件が十全であったとしても無効であるというべきである。そして、無効な憲法が放置されたまま社会秩序が形成された場合に、その無効が治癒するかどうかの判別基準は、無効なものとして成立したものの以後の社会において憲法的価値が十分に確立されており、いまさらこれを無効ならしめる理由が存しないといえる場合であって、無効なものとして成立した上に、以後の社会でも依然として内容が希薄である場合には、その無効は治癒しないものと解するのが、天然自然の法に照らして相当である。

この点、日本国憲法は、外国に押し付けられたものであって、自国の哲学であるという実体が著しく希薄であるばかりか、手続過程においても相当の瑕疵があったことは周知のとおりであり、かかる憲法はとうてい有効なものとは認められない。また、日本国憲法は、無効なものとして成立した上に、依然として内容の希薄な憲法として存在し続けているのであるから、成立の無効が治癒されないのは明らかである。かかる憲法は即刻廃止し、上記要件を満たした新憲法を早急に成立せしめるべきであると考える。