第二回答練問題

第一問

「高学歴ニートは非常に危険である」と言われることがあるが、この意味を説明した上で、それに対してどのような対策が行われているかを論ぜよ。

第二問

公務員のAさんが、帰宅途中に不良高校生のB,C,D君に取り囲まれて因縁をつけられ、殴る蹴るの暴行が始まった。Aは、B,C,Dに対し反撃権があるか。理由とともに説明せよ。

第一問回答例
・一流大学の学生は優遇されているので、よもや体制反抗者にはなるまいという勝手な予想があるため、大学でもかなり真相に近い教育をしているところ(これに対して二流以下の大学では高校の延長のような講義をすることで学生に社会の真相をまったく気づかせないように工夫している)、もし東大卒のような者から体制反抗者が出ると、「社会のシステムを知り尽くした知能犯」という体制にとってもっとも脅威かつもっとも恐れていた人物が生まれることになる。要するに「制度の失敗」である。これが「高学歴ニートは危険である」ことの意味である。これに対して、「高学歴でもニートでは意味がない」とか「一度失敗すると這い上がれない」などの根拠不明なデマを流布することにより、高学歴ニートに心理的圧迫をかけ、就職させるインセンティブを与え、体制を揺るがす分子を社会に回収しようとするなどの対策を行っている。


第2問回答例
反撃権はない。その趣旨は、子どもの目には「大人は善良である」という法外観が設定されているため、反撃してしまうと、子どもの大人に対するイメージが崩壊してしまい、様々な支障が出るからである(究極的には、大人たちのウソの一部がばれてしまう)。