建前は生者主権、本音は死者主権

正しい憲法理論では、日本は生者主権の論理ということになるが、実態の憲法は死者主権であり、狡猾な死者が愚かな生者を操って生産性をあげるという隷従社会となっている。なぜこうなるかというと、日本は経済生産性をあげることを国家目的としており、憲法理論どおりたんに自然人に自然権を行使せしめ全体社会に影響されない自律的な人生を送らせることではないからである。この建前と実態の矛盾こそがこの国のくだらなさの本質である。